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コンジローマに感染した際の治療法

2020年02月04日

性器にウイルス感染でイボ状のものができることがあります。このようなウイルス性のイボが発生した状態をコンジローマと呼びます。コンジローマは性行為を介して感染が拡大し発症するので、性感染症の一種なのは明らかです。

男性の場合は亀頭部分や冠状溝周辺に発生することが多く、サイズは米粒大のものから大きなものまでさまざまです。イボ同士が融合して巨大化し、鶏冠に類似した外見やカリフラワーのように成長することもあります。色合いは薄いピンクから褐色を帯びる場合までバラエティに富んでいますが、見た目の変化の割には自覚症状に乏しく、性感染症とは気づきにくい傾向があります。特に女性の場合膣内部にイボが発生するといっそう気づきにくい特性を持っているのは確かです。

コンジローマの原因となるのは、ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することにあります。HPVには数十種類のファミリーがあることが知られており、中には子宮頸がんのリスクが高い種類も含まれているのです。コンジローマの原因となるのは主に、HPVの6型と11型で、子宮頸がんのリスクは比較的低いとされてはいます。

しかしコンジローマは潜伏期間が3週間程度から数カ月程度と比較的長いので、感染の事実を知らないまま性行為を介して感染範囲を拡大させてゆくリスクが存在しています。コンジローマを発症したときの治療法には手術や炭酸ガスレーザーなどにより、イボを除去したり蒸散させたりする外科的治療の他、ベセルナクリームによる保存的治療などが実施されています。

治療法の中でもイボが巨大であったり、子宮頸がんなどのリスクが高かったりする場合は外科的治療が選択されることになります。しかしHPVは肉眼で確認できない範囲に分布していることがあり、再発のリスクが高いのは確かです。

これに対してメスによる切開などを伴わない、ベセルナクリームは身体への負担が少ないメリットがあります。ただしベセルナクリームは抗生物質などとは作用機序が大きく異なるので、使用法には注意が必要です。ベセルナクリームの有効成分のイミキミドには免疫力を活性化する作用を持っています。そのため塗布箇所に人為的に炎症を引き起こすので患部だけに塗布し、無関係な健常部位に塗布するのは控える必要があります。そしてベセルナクリームの有効成分のイミキミドには、ウイルスに感染した細胞を排除する作用を持っているので、健常な組織へ回復させる効果も期待できます。

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